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紹介とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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紹介

「知人の紹介」などのように使う「紹介」という言葉。

「紹介」は、音読みで「しょうかい」と読みます。

「紹介」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「紹介」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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紹介の意味

「紹介」には次の二つの意味があります。

1 未知の人どうしの間に入って引き合わせること。仲立ち。
2 知られていない物事を世間に広く教え知らせること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

紹介の意味①「未知の人どうしの間に入って引き合わせること。仲立ち。」

「紹介」の一つ目の意味は「未知の人どうしの間に入って引き合わせること。仲立ち。」です。

人と人の間に入って、仲立ちをすることを意味します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・恋人を紹介する男は、深い猜疑の目で恋人の心を見守らずにはいられまい。
(出典:有島武郎『生まれいずる悩み』)

・阿部さんに紹介されて来た人達は、ここで労働問題などを研究している。
(出典:小林多喜二『不在地主』)

・一度顔なじみになれば、別の専門へ紹介してくれるのもあるそうな。
(出典:夢野久作『東京人の堕落時代』)

・三つ児を二組紹介しても別に誰も咎める者はないだろう。
(出典:九鬼周造『偶然の産んだ駄洒落』)

・私はただ今添田地方局長から御紹介になりました喜田貞吉でございます。
(出典:喜田貞吉『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』)

・私はお直さんを訪ね、加十さんの勘当中の友だちであると自己紹介しました。
(出典:坂口安吾『明治開化 安吾捕物』)

紹介の意味②「知られていない物事を世間に広く教え知らせること。」

「紹介」の二つ目の意味は「知られていない物事を世間に広く教え知らせること。」です。

この意味では「不特定多数の人に広く知らせること」という意味で使います。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・少し古い話なれども、山形県庄内にて起こった出来事を紹介しよう。
(出典:井上円了『おばけの正体』)

・全作品を紹介することは限られたページの中ではむずかしい。
(出典:野村胡堂『楽聖物語』)

・そのなかで自分が面白く読んだものの幾分を御紹介するにとどめて置きます。
(出典:岡本綺堂『中国怪奇小説集』)

・今さら新刊紹介ということも出来ないし、翻訳することは時間が許さぬ。
(出典:石川欣一『可愛い山』)

・外国文芸紹介の一助としてこれらの映画を輸入することは相当の意義がある。
(出典:岸田国士『学校劇 其の他』)

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