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仲立ちとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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仲立ち

「恋の仲立ち」などのように使う「仲立ち」という言葉。

「仲立ち」は、訓読みで「なかだち」と読みます。

「仲立ち」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「仲立ち」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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仲立ちの意味

「仲立ち」には次の二つの意味があります。

1 双方の間に立って事をとりもつこと。また、その人。媒介。仲介。仲立て。
2 他人間の商行為の媒介をすること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

仲立ちの意味①「双方の間に立って事をとりもつこと。また、その人。媒介。仲介。仲立て。」

「仲立ち」の一つ目の意味は「双方の間に立って事をとりもつこと。また、その人。媒介。仲介。仲立て。」です。

人と人の間などを取り持つことを意味します。
「恋の仲立ち」は「恋のキューピッド」と同じ意味です。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・同情して、恋の仲立ちをしてくれたのではなかったのである。
(出典:柴田錬三郎『嗚呼 江戸城(上)』)

・さすが、あのヒトラーとスターリンの仲立ちをしただけのことはありますな。
(出典:高殿円『カーリー 1 黄金の尖塔の国とあひると小公女』)

・恋の仲立ちでもやれっていうのか。
(出典:小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン5 青い都の婚礼(完)』)

・何かそういった架空のものが、感情を伝えるための仲立ちとして必要だった。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK1』)

・汽車を仲立ちにして、時々百鬼園先生の生霊死霊みたいなものが私の前に出現する。
(出典:阿川弘之『南蛮阿房列車』)

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仲立ちの意味②「他人間の商行為の媒介をすること。」

「仲立ち」の二つ目の意味は「他人間の商行為の媒介をすること。」です。

この意味では、仕事などの仲介をすることを意味します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・わたしに、殺しの仕事の仲立ちをやらせるようになったのも、その男なの。
(出典:勝目梓『抱け、そして撃て』)

・今どきの弁護士は、夫婦別れの仲立ちして銭をとる。
(出典:水上勉『木綿恋い記(下)』)

・いわば彫刻家とお客さまの仲立ちみたいな仕事で。
(出典:クロフツ/田村隆一訳『樽』)

・友沢の仲立ちで、監督のインタビューに成功した。
(出典:霞流一『フォックスの死劇』)

・自分が仲立ちであった慈善事業に献身的に働いた。
(出典:バルザック/佐藤朔訳『従妹ベット(下)』)

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