相談
「相談相手」などのように使う「相談」という言葉。
「相談」は、音読みで「そうだん」と読みます。
「相談」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「相談」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
相談の意味
「相談」には次の意味があります。
・問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。また、その話し合い。（出典：デジタル大辞泉）
どうすればよいかなどについて、意見を述べあったりして考えることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・相談の結果によっては、いまの会社を私は辞めることになると思います。
（出典：片岡義男『東京青年』）
・その事について私はこの四、五日のうちに相談して決める気でいます。
（出典：倉田百三『青春の息の痕』）
・私は、これまで人から縁談のことについて一度も相談を受けたことがなかった。
（出典：佐藤垢石『縁談』）
・わたしたちにはむろん相談すべきことがたくさんありました。
（出典：原田義人『城』）
・からだが弱いから、先生と御相談して、一年学校を休むことにしたんです。
（出典：岸田国士『犬は鎖に繋ぐべからず』）
・頼み事や相談事のように言いづらい話をする時は、勢いに乗る必要がある。
（出典：今野緒雪『お釈迦様もみてる 2 学院のおもちゃ』）
・一度ゆっくりこのことで語りもし、相談相手にもなろうと思ったんですがね。
（出典：織田作之助『土曜夫人』）
・人事相談所に別れ話を持って来る女の中には職業婦人が非常に多い。
（出典：夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』）
