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相槌を打つとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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相槌を打つ

「友人の話に相槌を打つ」などのように使う「相槌を打つ」という言葉。

「相槌を打つ」は、訓読みで「あいづちをうつ」と読みます。

「相槌を打つ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「相槌を打つ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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相槌を打つの意味

「相槌を打つ」には次の意味があります。

相手の話に調子を合わせて、受け答えをする。(出典:デジタル大辞泉)

鍛冶が鉄を鍛えるとき、師弟が向かい合いって師の打つ鎚に合わせて交互に弟子が鎚を打つことから由来される言葉です。
「合いの手を入れる」と混同して「相槌を入れる」とするのは誤りです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その話に適当な相槌を打ちながら、わたしは彼女の唇の動きを見ていた。
(出典:熊谷雅人『ネクラ少女は黒魔法で恋をする』)

・私もそこへ座って食事をし、彼女達の話に相槌を打ったり笑ったりした。
(出典:山本文緒『ブルーもしくはブルー』)

・しかし誰も真面目に相手にならずに、稀にいい加減の相槌を打っている。
(出典:森鴎外訳『諸国物語(上)』)

・相手の話に軽く相槌を打ちながら、ウェイターにコーヒーだけ注文する。
(出典:山崎マキコ『ためらいもイエス』)

・昔は同僚の話に相槌を打っているだけの、口数の少ないホステスだった。
(出典:樋口有介『苦い雨』)

類語

肯定(こうてい)
意味:いかにももっともだと思って認めること。また、積極的に物事の意義を認めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

合点(がってん)
意味:相手の言い分などを承知すること。なるほどと納得すること。また、承知してうなずくこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

話を合わせる(はなしをあわせる)
意味:相手の話に、同意・賛成するようにふるまう(出典:デジタル大辞泉)

首肯(しゅこう)
意味:うなずくこと。承諾すること。納得すること。肯定すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

賛同(さんどう)
意味:他人の意見・提案などに、賛成・同意すること。(出典:デジタル大辞泉)

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