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百人力とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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百人力

「貴方がいれば百人力だ」などのように使う「百人力」という言葉。

「百人力」は、音読みで「ひゃくにんりき」と読みます。

「百人力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「百人力」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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百人力の意味

「百人力」には次の意味があります。

強力な援助を得て、非常に心強く思うこと。(出典:デジタル大辞泉)

「百人力」はその文字が示す通り「百人分の力」という意味もありますが、上記の通り「百人分の力ほどの強力な援助を得て心強く思うこと」という意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・だからあの十二人に来てもらえれば百人力なんだよ。
(出典:筒井康隆『原始人』)

・中禅寺さんのこ協力も戴けるそうですから、百人力です。
(出典:京極夏彦『魍魎の匣』)

・今日、その流れを汲む道庵がここへ来たからには百人力
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・高次が力を貸してくれれば百人力じゃ。
(出典:二宮隆雄『海援隊烈風録』)

・「ええ、もう、こうなりゃあ百人力だ」 と、徳次郎にしてはめずらしく威勢のいい声をあげた。
(出典:池波正太郎『剣客商売 8 狂乱』)

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類語

千人力(せんにんりき)
意味:千人の力が集まったほどの強い力。また、千人の助けを得たくらいに力強いこと。(出典:デジタル大辞泉)

馬鹿力(ばかぢから)
意味:あきれるほどの強い力。(出典:デジタル大辞泉)

鬼に金棒(おににかなぼう)
意味:ただでさえ強いものに、一層の強さが加わること。(出典:デジタル大辞泉)

大船に乗る(おおぶねにのる)
意味:信頼できるものに任せたり、危険な状況がなくなったりして安心できる状態になることのたとえにいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

心強い(こころづよい)
意味:頼りになるものがあって安心である。心丈夫だ。気強い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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