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白夜とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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白夜

「長い白夜が始まる」などのように使う「白夜」という言葉。

「白夜」は、音読みで「びゃくや」と読みます。

「白夜」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「白夜」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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白夜の意味

「白夜」には次の意味があります。

高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。(出典:デジタル大辞泉)

つまり白夜とは、明るい夜のことで、特に南極や北極でみられる現象のことをいいます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・自分中心のところに、白夜のようなお月さんと真っ赤な太陽があるわけ。
(出典:長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ』)

・しかし、白夜にそれをやっても何の効果も得られないはずである。
(出典:高千穂遙『美獣 神々の戦士』)

・それは、人も馬も眠りながら、白夜の通りを歩いてゆく馬車だった。
(出典:宮本百合子『道標』)

・その夜、宿へ帰って、わたしはアヘンの白夜なるものをはじめて経験した。
(出典:開高健『ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説』)

・パーティ会場は間接照明ばかりでこの土地の夏のように白夜の明りだった。
(出典:松本清張『空の城』)

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類語

ミッドナイトサン
意味:真夜中の空にある太陽。白夜の太陽。北極圏・南極圏で夏季に見られる。(出典:デジタル大辞泉)

極夜(きょくや)
意味:南北の極圏で、一日中太陽の昇らない状態が続く現象。南極で5月末から、北極では11月末から、それぞれ約1か月半続く。(出典:デジタル大辞泉)

不夜(ふや)
意味:灯火が光り輝いて、夜でも昼のように明るいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

短夜(みじかよ)
意味:短い夜。特に、明けやすい夏の夜。(出典:精選版 日本国語大辞典)

月夜(つきよ)
意味:月のある夜。月光の明るい夜。また、月。月光。つくよ。(出典:デジタル大辞泉)

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