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沿革とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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沿革

「沿革」などのように使う「沿革」という言葉。

「沿革」は、音読みで「えんかく」と読みます。

「沿革」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「沿革」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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沿革の意味

「沿革」には次の意味があります。

《「沿」は前に因って変わらない、「革」は旧を改め新しくする意》物事の移り変わり。今日までの歴史。変遷。(出典:デジタル大辞泉)

「沿革」は個人に使われることはほぼ無く、企業や物事の歴史や変遷をあらわす言葉です。
「会社沿革」などのように使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それを理解するためにはカイロ発展の沿革について一瞥する必要がある。
(出典:野上豊一郎 『七重文化の都市』)

・国文学の沿革を研究するは、吾人に於ては最も興味あるべき事業なるべし。
(出典:藤井貞和 『民族詩学』)

・主要業務の沿革から入った財前の話は、やがて本題に近づいてきた。
(出典:池井戸潤 『下町ロケット』)

・聞いたばかりの話だから、鳥渡通めかして此盛場の沿革を述べようか。
(出典:永井荷風 『濹東綺譚』)

・つまり沿革を説明したんだね。
(出典:平出修 『瘢痕』)

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類語

変遷(へんせん)
意味:時の流れとともに移り変わること。(出典:デジタル大辞泉)

推移(すいい)
意味:時がたつにつれて状態が変化すること。移り変わっていくこと。(出典:デジタル大辞泉)

過渡(かと)
意味:古いものから脱して新しいものへ移り変わる途中。(出典:デジタル大辞泉)

プロセス(process)
意味:過程。経過。(出典:デジタル大辞泉)

歴史(れきし)
意味:ある事物・物事の現在まで進展・変化してきた過程。(出典:デジタル大辞泉)

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