熱中症
「夏場は熱中症対策が必要だ」などのように使う「熱中症」という言葉。
「熱中症」は、読みで「ねっちゅうしょう」と読みます。
「熱中症」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「熱中症」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
熱中症の意味
「熱中症」には次の意味があります。
・熱中症は、運動や暑熱から起こる体の障害の総称です。熱射病や日射病と呼ばれているものは、重症の熱中症のことです。(出典:デジタル大辞泉)
熱中症は周囲の気温の上昇や過度の運動により、体温が上昇して発生する健康障害で、熱失神や熱痙攣、熱疲労、熱射病の4つが代表的な病型。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それに、頬も上気していて、なんだか熱中症にでもなったみたいだった。
(出典:松野秋鳴『えむえむっ! 第3巻』)
・いつか会沢に聞いた熱中症という病名が、頭の中で渦をまいていた。
(出典:半村良『石の血脈』)
・パチンコ屋の駐車場に停めた車の中に娘を置いたままにしていて熱中症で死なせかけたこと。
(出典:大石圭『殺人勤務医』)
・死因は何だったのか、熱中症だろうかそれとも事故だろうか、いろいろ考えましたが私にはわかりません。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 29 薔薇の花かんむり』)
・歩道の横を通過していく自動車が、俺たちを熱中症で倒れた親子か何かと勘違いしないか心配になった。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第3巻』)
類語
・高体温(こうたいおん)
意味:以上に高い体温(出典:デジタル大辞泉)