スポンサーリンク

有給とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

有給

「有給を消化する」などのように使う「有給」という言葉。

「有給」は、音読みで「ゆうきゅう」と読みます。

「有給」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「有給」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

有給の意味

「有給」には次の二つの意味があります。

1 給料が支払われること。給料の支払を受けること。
2 「ゆうきゅうきゅうか(有給休暇)」の略。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

有給の意味①「給料が支払われること。給料の支払を受けること。」

「有給」の一つ目の意味は「給料が支払われること。給料の支払を受けること。」です。

読んで字のままで、「給料が有る」ことです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・無償ボランティアである工作員と有給専従者との区別をどうするのか?
(出典:宮川典子『青空文庫ものがたり』)

・かつて青空文庫も有給の専従スタッフを置いたことがあった。
(出典:宮川典子『青空文庫ものがたり』)

・その上教育中の息子と娘とは有給の専門教育をうけられます。
(出典:宮本百合子『社会と人間の成長』)

・相続当時計画していたような大規模な研究室を作り、数人の有給助手をおくような望みは絶えてしまった。
(出典:寺田寅彦『レーリー卿(Lord Rayleigh)』)

・その後有給教授の職を獲て、一八〇二年に結婚した。
(出典:ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』)

有給の意味②「「ゆうきゅうきゅうか(有給休暇)」の略。」

「有給」の二つ目の意味は「「ゆうきゅうきゅうか(有給休暇)」の略。」です。

有給休暇とは休んでも出勤した時と同様の賃金が支払われる休暇のことです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・溜めていた有給を、まとめて使ってもいいと許しが出たのである。
(出典:夢枕獏『神々の山嶺 下』)

有給をとったという謙一郎は、木曜日の夜にやってきた。
(出典:林真理子『野ばら』)

有給消化率が悪すぎると庶務から怒られてね。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 7 皆殺し編』)

・「じゃあ及川さんが頑張ってくれると、わたしらも有給がもらえたりするんだ」 かちんときたが顔には出さなかった。
(出典:奥田英朗『邪魔』)

・喉に薬を付けてあげるわ、艦長に私から、テンカワ君と一緒の有給届けを出しといてあげる。
(出典:九条公人『機動戦艦ナデシコ ルリとアキト熱愛編』)

タイトルとURLをコピーしました