スポンサーリンク

法規とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

法規

「法規を整備する」などのように使う「法規」という言葉。

「法規」は、音読みで「ほうき」と読みます。

「法規」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「法規」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

法規の意味

「法規」には次の意味があります。

法律。規則。特に、その中で国民の権利・義務に影響をおよぼす規定をさすこともある。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「法規」は広義では、様々な人や場所が決めた決まり事を指し、国会や政府、省庁、地方自治体などが定めるものも含まれます。
狭義では、学問的に法律の中でも、特に国民の権利・義務に影響を及ぼす規定を指すこともあります。

類語としては「法律」と「法令」があります。
「法律」は国会の議決を経て制定される法を、「法令」は法律に加え、国会の決議を経ないで行政官庁が制定する「命令」までを含めた概念を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・条理などは無視して法規一点張りで相手をねじふせなくてはいけない。
(出典:末弘厳太郎『役人学三則』)

・自然の法規は、人間の法律にほとんど毒せられずに、いまなお彼らを支配している。
(出典:モンテーニュ/関根秀雄訳『モンテーニュ随想録抄』)

・日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
(出典:日本国『日本国憲法』)

・最も法規の完備している所が最も自由で気楽なのは、今に始ったことではない。
(出典:横光利一『欧洲紀行』)

・免許が必要だということは、免許条件のさまざまな法規と注意を守る義務があるわけです。
(出典:森村誠一『異型の街角』)

スポンサーリンク

類語

法律(ほうりつ)
意味:国会の議決を経て制定される法の一形式。(出典:デジタル大辞泉)

法令(ほうれい)
意味:法律と命令。また、条例や規則などを含めることもある。(出典:デジタル大辞泉)

科条(かじょう)
意味:法令。法律。また、その条目。(出典:デジタル大辞泉)

準則(じゅんそく)
意味:規則にのっとること。また、よりどころとすべき規則。(出典:デジタル大辞泉)

条例(じょうれい)
意味:地方公共団体の議会の議決によって制定する法。法令に違反しない限り、固有事務・委任事務・行政事務のすべてにわたって認められ、また、一定限度の罰則を設けることもできる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

タイトルとURLをコピーしました