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溜飲を下げるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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溜飲を下げる

「勝利して溜飲を下げる」などのように使う「溜飲を下げる」という言葉。

「溜飲を下げる」は、読みで「りゅういんをさげる」と読みます。

「溜飲を下げる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「溜飲を下げる」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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溜飲を下げるの意味

「溜飲を下げる」には次の意味があります。

・胸をすっきりさせる。不平・不満を解消して気を晴らす。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「溜飲」は「飲食物が胃にとどこおって、胃酸が喉に上がってくること」という意味の言葉です。
「溜飲を下げる」は比喩的に「不平不満などを解消して気を晴らす」という意味で使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・勝利して溜飲を下げるまでは、決して引きさがろうとはしないタイプだ。
(出典:松岡圭祐『千里眼の水晶体』)

・いくつかのレースでは溜飲を下げるようなすばらしい走りをしたが、そんなことぐらいではとても完全に気が晴れるというわけにはいかなかった。
(出典:海老沢泰久『F1走る魂』)

・それを見て溜飲を下げたのか、達也はサディスティックな笑みを消した。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 13 スティープルチェース編』)

・それもあなたが自分の溜飲を下げたいばかりに実行する、身勝手な犯行。
(出典:松岡圭祐『千里眼 The Start』)

・嘲笑的戯文を弄して溜飲を下げる傾向は、洋の東西を問わず共通している。
(出典:クレランド/江藤潔訳『ファーニィ・ヒル』)

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類語

・胸がすく(むねがすく)
意味:気分がさわやかになる。胸のつかえがとれる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・痛快(つうかい)
意味:胸がすくようで、非常に気持ちがよいこと。(出典:デジタル大辞泉)

・快感(かいかん)
意味:こころよい感じ。いい気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

・スッキリ
意味:言動、気持、態度に滞るものがなく、快いさまを表わす語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・快哉(かいさい)
意味:ああ愉快だと思うこと。胸がすくこと。(出典:デジタル大辞泉)

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