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琴線に触れるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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琴線に触れる

「心の琴線に触れる」などのように使う「琴線に触れる」という言葉。

「琴線に触れる」は、「きんせんにふれる」と読みます。

「琴線に触れる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「琴線に触れる」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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琴線に触れるの意味

「琴線に触れる」には次の意味があります。

・良いものや、素晴らしいものに触れて感銘を受けること。(出典:デジタル大辞泉)

「琴線」は「心の奥に秘められた心情」という意味の二字熟語です。
「素晴らしいものによって心から感動すること」を「琴線に触れる」と言います。
「怒りを買う」という意味で使うのは誤用であり、この意味では「逆鱗に触れる(げきりんにふれる)」と言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・何かが私の琴線に触れている。
(出典:京極夏彦『鉄鼠の檻』)

・彼らの純真さと誠実さが、彼の心の琴線に触れたのだ。
(出典:クリスティ/深町眞理子訳『クリスティの六個の脳髄』)

・ひょっとするとそれが、音楽が我々の琴線に触れる理由なのかもしれぬ。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『緋のエチュード』)

・彼はやっと子爵夫人に話しかけられたが、それは彼の心の琴線に触れ、彼の感動を誘う響きを持っていた。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)

・死ぬことを義務づけられた身が、初めて生きて還れと説かれて心の琴線に触れられたようにおもった。
(出典:森村誠一『ミッドウェイ』)

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類語

・感動(かんどう)
意味:ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。(出典:デジタル大辞泉)

・心が震える(こころがふるえる)
意味:強く感動する。また、衝撃を受ける。(出典:デジタル大辞泉)

・胸に応える(むねにこたえる)
意味:身にしみて感じる。いっそう痛切に感じ入る。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・感服(かんぷく)
意味:深く感心して、尊敬・尊重の気持ちを抱くこと。(出典:デジタル大辞泉)

・グッとくる
意味:感動や激しい感情がこみあげてくるさま。(出典:デジタル大辞泉)

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