枯渇
「資源が枯渇する」などのように使う「枯渇」という言葉。
「枯渇」は、音読みで「こかつ」と読みます。
「枯渇」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「枯渇」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
枯渇の意味
「枯渇」には次の意味があります。
・物が尽きてなくなること。(出典:デジタル大辞泉)
「枯渇」は、特に「水が渇いてかれること」という意味で使うこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このままでは三〇年と経たずにエネルギーは枯渇する。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 1 星界の断章 I』)
・それとも、わたしは枯渇しかけている幸せすらも吐き出しているのかな。
(出典:熊谷雅人『ネクラ少女は黒魔法で恋をする』)
・それは絶対に枯渇することのない怒りの燃料であり、怨念のエネルギーである。
(出典:森村誠一『棟居刑事の復讐』)
・事務所は完全に資金が枯渇してしまったというのだった。
(出典:水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』)
・ほとんど枯渇しているはずの空間リソースをこれ以上使うわけにはいかない。
(出典:九里史生『SAO-Web-0405-第七章2~転生II』)
類語
・尽きる(つきる)
意味:次第に減って、とうとうなくなる。(出典:デジタル大辞泉)
・干る(ひる)
意味:果てる。終わる。かたがつく。(出典:デジタル大辞泉)
・渇する(かっする)
意味:水がかれる。(出典:デジタル大辞泉)
・途絶える(とだえる)
意味:続いていたものが、途中で切れてなくなる。(出典:デジタル大辞泉)
・尽くす(つくす)
意味:そのことのために全部を使ってしまう。ある限りを出しきる。(出典:デジタル大辞泉)