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攘夷とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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攘夷

「尊王攘夷」などのように使う「攘夷」という言葉。

「攘夷」は、音読みで「じょうい」と読みます。

「攘夷」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「攘夷」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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攘夷の意味

「攘夷」には次の意味があります。

外敵を撃ち払って入国させないこと。外国人を追い払って通交しないこと。特に、幕末の外国人排斥運動をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「尊王攘夷(そんのうじょうい)」は「天皇を尊び、外敵を日本から追い払うこと」という意味の四字熟語です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

攘夷の盛んなこの時代にあって、ことに朝廷の中では珍しい存在だった。
(出典:高橋克彦『火城』)

・宮廷の中でも攘夷はひとつの政治勢力として動きはじめていたのである。
(出典:藤沢周平『回天の門』)

・このあいだまで攘夷を叫んでいたくせに、一気に逆に突っ走りやがった。
(出典:星新一『城のなかの人』)

・それらの人たちによると、幕府に攘夷の意志のあろうとは思われない。
(出典:島崎藤村『夜明け前』)

・形のうえからいうと、もとの単純素朴な攘夷とかわらないものとなった。
(出典:大宅壮一『炎は流れる2 明治と昭和の谷間』)

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類語

退治(たいじ)
意味:こらしめたり殺したりして、害を与える者がいなくなるようにする。(出典:精選版 日本国語大辞典)

克服(こくふく)
意味:戦いに勝ち敵を服従させること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

征服(せいふく)
意味: 武力で敵を負かし、支配下におくこと。(出典:デジタル大辞泉)

・制覇(せいは)
意味:競争の相手をおさえつけて権力をにぎること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

駆逐(くちく)
意味:追い払うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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