恋路
「ひとの恋路は邪魔するな」などのように使う「恋路」という言葉。
「恋路」は、訓読みで「こいじ」と読みます。
「恋路」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「恋路」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
恋路の意味
「恋路」には次の意味があります。
・ 恋心を通わすことを道にたとえていう語。(出典:デジタル大辞泉)
実際の道ではなく、恋をしている日々のことを例えた言葉です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・時には全く関係のないメスが分け入り、他人の恋路を邪魔するのである。
(出典:竹内久美子『あなたの知らない精子競争 BCな世界へようこそ』)
・時とすると夜半に幾時間もかかって、友の恋路を平らにする方法を考えめぐらした。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・恋愛感情なんて病気の一種だと思ってるけど、人の恋路を面白がって邪魔するようなことはしないわよ。
(出典:谷川流『6 涼宮ハルヒの動揺』)
・人の恋路を邪魔する奴は、 馬に蹴られて死んじゃえ。
(出典:暁works『るいは智を呼ぶ1 皆元るい』)
・人の恋路を邪魔しようとするな。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 17 終物語(下)』)
類語
・色恋(いろこい)
意味:男女間の恋愛や情事。(出典:デジタル大辞泉)
・恋愛(れんあい)
意味:特定の人に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・ロマンス
意味:男女の恋愛に関する事柄。(出典:デジタル大辞泉)
・粋筋(いきすじ)
意味:色恋沙汰。(出典:デジタル大辞泉)
・恋慕(れんぼ)
意味:特定の異性を恋い慕うこと。(出典:デジタル大辞泉)