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恋煩いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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恋煩い

「食欲がないのは恋煩いのせいかな」などのように使う「恋煩い」という言葉。

「恋煩い」は、訓読みで「こいわずらい」と読みます。

「恋煩い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「恋煩い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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恋煩いの意味

「恋煩い」には次の意味があります。

恋するあまりの悩みや気のふさぎ。恋のやまい。(出典:デジタル大辞泉)

好きな人を思うあまり、「仕事や勉強に集中できない」「食欲がない」「よく眠れない」などがあげられます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これからお聞きになるように、彼は恋わずらいでやつれてしまっている。
(出典:チョーサー/繁尾久訳『精選カンタベリ物語』)

・書生はその娘を思いつめて、とうとう恋わずらいになってしまったのよ。
(出典:駒田信二『好色の戒め 「肉蒲団」の話』)

・おれをもうひとりの恋わずらいの射手だとでも思っていたか?
(出典:ゴードン・R・ディクスン『ドラゴンになった青年』)

・それも重症の恋わずらいで、あねさんのいないところでため息ばかりついているらしい。
(出典:つかこうへい『愛人刑事』)

・ようようお医者はんに聞いて恋わずらいということが分かった。
(出典:笑福亭松鶴『上方落語100選』)

類語

恋の病(こいのやまい)
意味:相手を恋い慕う気持のつのるあまりに、心身が病気にかかったような状態になること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

恋病(こいやまい)
意味:意のままにならない恋に悩んで病気のようになること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

恋の闇(こいのやみ)
意味:恋のために理性を失った状態を闇にたとえていう語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

狂恋(きょうれん)
意味:正気でなくなるほどにはげしく恋すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

恋慕(れんぼ)
意味:特定の異性を恋い慕うこと。(出典:デジタル大辞泉)

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