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退散とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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退散

「悪霊が退散する」などのように使う「退散」という言葉。

「退散」は、音読みで「たいさん」と読みます。

「退散」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「退散」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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退散の意味

「退散」には次の意味があります。

立ち去ってちらばること。また、その場からのがれ去ること。(出典:デジタル大辞泉)

二字熟語の構成の通り、退き散るという意味でその場から離れることを指して使用します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まただれかと遭遇しない内に早々にこの場から退散した方がよさそうだ。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 8』)

・私はできることならこの建物の内部の調査をすませてから退散したかった。
(出典:原尞『私が殺した少女』)

・彼等は、刀を用いて、白い髪の悪魔が退散する迄、一種の戦いを続けた。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)

・「もう私は退散することにしよう」 おどろいたように彼女が私を見た。
(出典:藤原伊織『テロリストのパラソル』)

・エルトン氏はカード室に退散し、エマには彼がひどく間が抜けて見えた。
(出典:オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』)

類語

退去(たいきょ)
意味:今いる場所から立ち去ること。立ちのくこと。(出典:デジタル大辞泉)

退避(たいひ)
意味:その場所を退いて危険を避けること。避難。(出典:デジタル大辞泉)

退却(たいきゃく)
意味:戦いに敗れてあとへさがること。また、物事の成り行きが不利になってひきさがること。後退。(出典:デジタル大辞泉)

避難(ひなん)
意味:災難を避けること。災害を避けて、安全な場所へ立ちのくこと。(出典:デジタル大辞泉)

去る(さる)
意味:ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。遠ざかる。(出典:デジタル大辞泉)

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