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多勢とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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多勢

「多勢に無勢」などのように使う「多勢」という言葉。

「多勢」は、音読みで「たぜい」と読みます。

「多勢」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「多勢」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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多勢の意味

「多勢」には次の意味があります。

人数の多いこと。多くの人。おおぜい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「人数が多いこと」を表す「多勢」ですが、同じような意味を持つ「大勢」の誤記としての使用が頻繁に見られます。「多勢」は「多勢に無勢」という諺でよく使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし多勢に無勢、やがて五十人の戦士たちによって圧倒されてしまった。
(出典:茅田砂胡『大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝』)

・たった五十人の突撃隊は敵が舌を巻くほど猛烈に戦ったが、何と言っても多勢に無勢だ。
(出典:ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(下)』)

・わたしを救ってくれたのは、彼らが多勢というまさにその点にあった。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 4 金星の火の女神』)

・いかに多勢で蹂躙しようとも、すべての傷が一度に再生してしまうのでは意味がないのだ。
(出典:虚淵玄『Fate/Zero Vol.3 「散りゆく者たち」』)

・いくら多勢の力だからと言って、これは人間業とは思われませんでした。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

類語

大勢おおぜい
意味:多くの人。多人数。(出典:デジタル大辞泉)

無勢ぶぜい
意味:人数の少ないこと。むぜい。(出典:デジタル大辞泉)

マジョリティー
意味:大多数。過半数。多数派。(出典:デジタル大辞泉)

多数たすう
意味:人や物の数が多いこと。(出典:デジタル大辞泉)

多勢に無勢たぜいにぶぜい
意味:相手が多人数なのに対して少人数なので、勝ち目がないこと。(出典:デジタル大辞泉)

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