後輩
「後輩に別れを告げる」などのように使う「後輩」という言葉。
「後輩」は、音読みで「こうはい」と読みます。
「後輩」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「後輩」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
後輩の意味
「後輩」には次の意味があります。
・年齢・地位・経験や学問・技芸などで、自分より下の人。後進。(出典:デジタル大辞泉)
例えば、同じ学校や職場ではあとから入ってきた人を指します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・この仕事に組織されたのは関山の中学や小学校の後輩二〇名だそうです。
(出典:宮本百合子『ファシズムは生きている』)
・後を向いて見るとそこにいたのは秋葉の後輩である瀬尾晶ちゃんだった。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-26 One For All、All For One』)
・桜はあくまで出来のいい後輩であり、面倒をみなくちゃいけない年下だ。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works GoodEnd -sunny day』)
・自分の友人や後輩たちを、自分の手で守るというだけのことだからだ。
(出典:三雲岳斗『レベリオン 第3巻』)
・こいつも乙女さんの後輩だけあって 味のある性格をしていらっしゃる。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT D』)
・そういう口調の変化を、希美はこの後輩にときどき感じることがあった。
(出典:吉村達也『ワンナイトミステリー6 「シアトルの魔神」殺人事件』)
・お二人とも大学の文学研究会に在籍していて、先輩後輩の間柄だったとか。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 第6巻 ~栞子さんと巡るさだめ~』)
・そんな重要イベントをどうして彼女の後輩と迎えてるんだ、この僕は!
(出典:西尾維新『物語シリーズ 2 化物語(下)』)