安牌
「安牌な手段」などのように使う「安牌」という言葉。
「安牌」は、音読みで「あんぱい」と読みます。
「安牌」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「安牌」の意味や使い方や類語について、わかりやすく解説していきます。
安牌の意味
「安牌」には次の意味があります。
・「安全牌」の略。(出典:デジタル大辞泉)
「安全牌」は、もともと麻雀用語で「捨てても大丈夫な牌」を意味しており、転じて「危険が無くて扱いやすい人や物事」という意味で比喩的に使います。
「安牌」は「安全牌」の略語です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ここは安牌な道を選んでおこう。
・安牌な手段を取ってリスクを避ける。
・彼は真面目で浮気もしないから安牌だよ。
類語
・毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
意味:害もなく益もない。じゃまにもならないが、たいして役にも立たない。(出典:デジタル大辞泉)
・先ず先ず(まずまず)
意味:完全ではないが、一応許容できるさま。まあまあ。(出典:デジタル大辞泉)
・安全牌(あんぜんぱい)
意味:益もなく害もない人や事柄のたとえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無難(ぶなん)
意味:危険のないこと。また、まちがいのないこと。あるいは、そのさま。無事。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・確実(かくじつ)
意味:確かなこと。まちがいのないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)