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痙攣とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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痙攣

「顔が痙攣している」などのように使う「痙攣」という言葉。

「痙攣」は、音読みで「けいれん」と読みます。

「痙攣」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「痙攣」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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痙攣の意味

「痙攣」には次の意味があります。

・筋肉が自然にひきつること。また、それにともなうふるえ。からだ全体のものと、部分的のものとがある。いろいろな脳の病気、毒物による中毒、貧血や脳の血液循環障害が原因でおこる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「痙攣」とは、脳表面の異常な放電活動により引き起こされるもので、自分の意志とは無関係に筋肉の収縮が続く状態のことです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・多可子は声も立てないで痙攣する政枝の悲惨な姿を見ていられなかった。
(出典:岡本かの子『勝ずば』)

・いや、僕が部屋を出たといふより、痙攣が僕をあの部屋から押出したのだ。
(出典:原民喜『災厄の日』)

・体はだらりと死んだようになり、心は絶望のために痙攣していました。
(出典:モーパッサン/榊原晃三訳『モーパッサン怪奇傑作集』)

・地面に倒れ伏して痙攣している大きな背中を、今でも鮮明に覚えている。
(出典:三雲岳斗『少女ノイズ』)

・気持を抑えて、子宮のひどい痙攣を避けることを学んではいたのだが。
(出典:アン・マキャフリイ『銀の髪のローワン』)

類語

・引き付け(ひきつけ)
意味:小児が起こす一時的、発作的な全身性の痙攣けいれん。高熱などの際にみられる。(出典:デジタル大辞泉)

・癲癇(てんかん)
意味:発作的に起こる意識障害と全身の痙攣(けいれん)を主症状とする脳の機能障害。突然意識がなくなって倒れ、手足を痙攣させるが、しだいに回復して睡眠状態に移行する。素質によると考えられる真性癲癇(原発癲癇)と、出産時傷害などの脳器質損傷による症候性癲癇(続発癲癇)とがある。薬の服用でほとんどの発作は抑制でき、日常生活に支障はない。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・疳(かん)
意味:疳の虫によって起こるとされる、小児の神経症。夜泣きやひきつけなどの発作を起こす病気。(出典:デジタル大辞泉)

・癪(しゃく)
意味:胸や腹が急に痙攣けいれんを起こして痛むこと。(出典:デジタル大辞泉)

・疳の虫(かんのむし)
意味:小児の疳を起こすと考えられていた虫。(出典:デジタル大辞泉)

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