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否応とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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否応

「否応なしに」などのように使う「否応」という言葉。

「否応」は、訓読みで「いやおう」と読みます。

「否応」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「否応」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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否応の意味

「否応」には次の意味があります。

否定することと承知すること。拒絶と承諾。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「否応」だけでなく、「否応なしに」「否応なく」といった使われ方が多いです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・嵐かなにかで否応なく流され着いたのだ、という雰囲気はまったくない。
(出典:三浦真奈美『風のケアル 第1巻 暁を告げる鐘』)

・エルフェールの耳にも、小声で噂を語る彼らの話が否応なく入ってきた。
(出典:定金伸治『ユーフォリ・テクニカ王立技術院物語』)

・しかし、隼人も、否応なく窓の傍まで行って見なければならなくなった。
(出典:大佛次郎『赤穂浪士(上)』)

・彼の中には悪魔がひそんでいて、否応なく事態をなお悪化させてしまった。
(出典:モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』)

・近代になれば否応なく、人々は個人として尊重されたいと思うようになる。
(出典:小杉英了『シュタイナー入門』)

類語

諾否だくひ
意味:承知することと承知しないこと。承知するか承知しないかということ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

認否にんぴ
意味:認めることと認めないこと。認めるかどうかということ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

可否かひ
意味:賛成と不賛成。可決と否決。(出典:デジタル大辞泉)

許否きょひ
意味:許すことと許さないこと。応じることと応じないこと。(出典:)

是非ぜひ
意味:是と非。道理があることと道理がないこと。よいことと悪いこと。善悪。正邪。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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