自律
「自律システム」などのように使う「自律」という言葉。
「自律」は、音読みで「じりつ」と読みます。
「自律」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「自律」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
自律の意味
「自律」には次の意味があります。
・他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。（出典：デジタル大辞泉）
わかりやすく言えば「自分で決めたルールに従って行動すること」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・もっと自律できるようになる必要があると思う。
（出典：森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』）
・自律と自制のほかに、火のような気性もあわせ持っているのだった。
（出典：鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 1』）
・場所は自律バスの整備場からほんのわずかに離れたオープンカフェだ。
（出典：鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第9巻』）
・自律兵器は命令変更または命令中止を命じられるまで任務を遂行し続ける。
（出典：佐島勤『魔法科高校の劣等生 13 スティープルチェース編』）
・自律的でないところに自由はないからである。
（出典：三木清『哲学入門』）
類語
・独立（どくりつ）
意味：他からの束縛や支配を受けないで、自分の意志で行動すること。（出典：デジタル大辞泉）
・自立（じりつ）
意味：他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。（出典：デジタル大辞泉）
・自決（じけつ）
意味：自分の意志で態度・進退を決めること。（出典：デジタル大辞泉）
・自主（じしゅ）
意味：他からの干渉や保護を受けず、独立して事を行うこと。（出典：デジタル大辞泉）
・自助（じじょ）
意味：他人の力によらず、自分の力だけで事を成し遂げること。（出典：デジタル大辞泉）
