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助手とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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助手

「研究所の助手」などのように使う「助手」という言葉。

「助手」は、音読みで「じょしゅ」と読みます。

「助手」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「助手」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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助手の意味

「助手」には次の二つの意味があります。

1 仕事の手助けをする人。
2 大学で、教授・准教授・助教の職務を助ける職。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

助手の意味①「仕事の手助けをする人。」

「助手」の一つ目の意味は「仕事の手助けをする人。」です。

この意味を分かりやすくいうと「助っ人」で、何か物事を手助けをする人に対して広く使われます。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・やがて、その思考を援助してもらうために、ひとりの助手に呼びかけた。
(出典:E・E・スミス『レンズマン・シリーズ(全7巻) 4 レンズの子ら』)

・そうでなかったら、ああして父親の助手をつとめているわけにはいくまい。
(出典:ハル・クレメント『一千億の針』)

・わしは二人の娘をなくし、あなたは二人の助手を奪われたのですねえ。
(出典:江戸川乱歩『悪魔の紋章』)

助手がそのあとについてきて、考えこんでいる上司が顔を上げるのを待つ。
(出典:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた(ハヤカワ文庫SF)』)

・おれの助手とはいいながら、実は君の相手に来て貰ったようなものだ。
(出典:岡本かの子『唇草』)

助手の意味②「大学で、教授・准教授・助教の職務を助ける職。また、その人。」

「助手」の二つ目の意味は「大学で、教授・准教授・助教の職務を助ける職。また、その人。」です。

この意味では人に対してだけではなく、「助手」という職種に対しても使います。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・妻も私の研究に非常に興味を持ち、私の助手として働いてくれました。
(出典:小酒井不木『人工心臓』)

・それで今東京に出て大學の助手をして居る其の養子に手紙を出したのである。
(出典:長塚節『開業医』)

・勝手を知っている助手たちに導かれて、彼は手探りで教室へ入っていった。
(出典:原田義人『城』)

・もちろん講師自身が全部をするのではない、助手が手伝いをするのではあるが。
(出典:愛知敬一『ファラデーの伝』)

・彼はテッジーが助手を使って実験を行うのに不安を懐いたのである。
(出典:小酒井不木『錬金詐欺』)

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