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懇切とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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懇切

「懇切丁寧に説明する」などのように使う「懇切」という言葉。

「懇切」は、音読みで「こんせつ」と読みます。

「懇切」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「懇切」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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懇切の意味

「懇切」には次の意味があります。

細かいところまで心が行き届いて親切なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「懇切」には「強く願うこと」という意味もありますが、日常会話の中では上記の意味が使われる場合が多いです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あれだけ懇切に説明したんだから、もっと積極的になってもいいだろう。
(出典:安部公房『壁』)

・病中は知ると知らざるとを通じて四方の同情者から懇切な見舞を受けた。
(出典:夏目漱石『思い出す事など』)

・三時間に亙って懇切に私の質問に答えたり、書庫を見せられたりした。
(出典:宮本百合子『長崎の一瞥』)

・解らなかったら、そのところは懇切に説明して解らせてやればよい。
(出典:林望『テーブルの雲』)

・私は力の及ぶかぎり懇切に看護をしてやりました。
(出典:夏目漱石『こころ』)

類語

親切(しんせつ)
意味:相手の身になって、その人のために何かをすること。(出典:デジタル大辞泉)

配慮(はいりょ)
意味:心をくばること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

気配り(きくばり)
意味:あれこれ気を使うこと。(出典:デジタル大辞泉)

配意(はいい)
意味:心をくばること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

手厚い(てあつい)
意味:扱い方やもてなし方が、親切で丁寧である。(出典:デジタル大辞泉)

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