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共犯とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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共犯

「私と彼は共犯だ」などのように使う「共犯」という言葉。

「共犯」は、音読みで「きょうはん」と読みます。

「共犯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「共犯」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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共犯の意味

「共犯」には次の意味があります。

・2人以上の者が共同して犯罪を実現すること。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

「共犯」を簡単に言うと、複数人で協力して同一の犯罪や罪を犯すことを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・特定の男性が共犯として背後に控えていると考えられたことがそれだ。
(出典:田中貴子『悪女伝説の秘密』)

・父を殺すのを黙って見ていた私の共犯意識も私の母に対する殺意を助けました。
(出典:松本清張『証明』)

・二人のあいだには共犯という秘密があり、それが結びつきをさらに強くしていた。
(出典:星新一『おみそれ社会』)

・ふたりの共犯を認めているのではなくて、彼だけに罪ありとしているのであります。
(出典:ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟』)

・蝮毒を誰かに分けてもらったとすれば、その人も共犯ということになるだろう。
(出典:峰隆一郎『殺人特急逆転の15分』)

類語

結託(けったく)
意味:互いに心を通じて事を行うこと。(出典:デジタル大辞泉)

・馴れ合い(なれあい)
意味:ひそかに通じ合い、ぐるになって事を運ぶこと。(出典:デジタル大辞泉)

・ぐる
意味:示し合わせて悪事を企てる仲間。(出典:デジタル大辞泉)

・八百長(やおちょう)
意味:なれあいで事を運ぶこと。(出典:デジタル大辞泉)

・策応(さくおう)
意味:双方で、計略を通じて互いに助け合うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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