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口を割るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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口を割る

「犯人がついに口を割った」などのように使う「口を割る」という言葉。

「口を割る」は、「くちをわる」と読みます。

「口を割る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「口を割る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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口を割るの意味

「口を割る」には次の意味があります。

自白することをいう、盗人仲間の隠語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

秘密を漏らすことを意味する言葉です。
秘密が語られる「口」を「割る」ことによって漏れ出る様が由来の隠語と考えられています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・つかまえたところで、あの二人が口を割るという保証がどこにあるのか?
(出典:ルブラン/山辺雅彦訳『水晶の栓』)

・祖母にも、母にもなにも言わず、兄の泪が出てきても口を割らなかった。
(出典:桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』)

・彼が仲間とともに証拠湮滅に成功し、決して口を割らなかったがためだ。
(出典:小林秀雄『考えるヒント』)

・というのは、尋問されたら、彼が口を割らないという保証はないからだ。
(出典:シムノン/長島良三訳『メグレと政府高官』)

まえたメンバーの口を割らせたところ、目標はアメリカだと分かった。
(出典:山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(下)』)

類語

自白(じはく)
意味:自分から自分の秘密を告白すること。また、自分の罪悪を白状すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

白状(はくじょう)
意味:隠していた事実や自分の犯した罪を申し述べること(出典:デジタル大辞泉)

暴露(ばくろ)
意味: むき出しにすること。特に、悪事・秘密などをあばいて明るみに出すこと。また、それらが明るみに出ること。(出典:デジタル大辞泉)

自供(じきょう)
意味: 自分のした罪を自分で申し述べること。また、その供述した事柄。自白。(出典:精選版 日本国語大辞典)

告解(こっかい)
意味:ローマ‐カトリック教会で、信徒が、神と司祭の前で、犯した罪を告白すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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