友人
「友人に会う」などのように使う「友人」という言葉。
「友人」は、音読みで「ゆうじん」と読みます。
「友人」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「友人」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
友人の意味
「友人」には次の意味があります。
・ともだち。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「友人」をわかりやすく言うと「仲が良い人」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私は女学校の時の友人につれられて、島尾敏雄氏の六甲の家を訪問した。
（出典：久坂葉子『久坂葉子の誕生と死亡』）
・新職業に就いた多くの友人に取残された娘は気が違って自殺した。
（出典：岡本かの子『バットクラス』）
・この事を詳しく書いて、英国の母や友人のところへ知らせてやりました。
（出典：岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』）
・彼の今度の長編は、彼の親しい六七人の友人たちをモデルにしたものだ。
（出典：葛西善蔵『遁走』）
・駅まえの百貨店に入り、ふたりが共通の友人たちとよく来る店に入った。
（出典：片岡義男『少女時代』）
類語
・友達（ともだち）
意味：一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。（出典：デジタル大辞泉）
・親友（しんゆう）
意味：互いに心を許し合っている友。特に親しい友。（出典：デジタル大辞泉）
・ペンフレンド
意味：文通によって結ばれている友達。（出典：デジタル大辞泉）
・盟友（めいゆう）
意味：友情をちかった友。（出典：普及版 字通）
・畏友（いゆう）
意味：尊敬している友人。また、友達に対する敬称。（出典：精選版 日本国語大辞典）
