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改宗とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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改宗

「改宗を勧められる」などのように使う「改宗」という言葉。

「改宗」は、音読みで「かいしゅう」と読みます。

「改宗」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「改宗」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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改宗の意味

「改宗」には次の意味があります。

今まで信じていた宗教や宗派を捨てて他の信仰に入ること。(出典:デジタル大辞泉)

改宗に関する表現は宗教や宗派によって異なります。改宗は、宗教に関わらず使用されますが、他の宗教や宗派からキリスト正教会・カトリック教に改宗する場合は「帰正」、反対にカトリック教から鞍替え(くらがえ)をする場合は「棄教、離教、背教」などの表現がなされます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・驚くべきことに、彼の下でアイルランドの大半がカトリックに改宗した。
(出典:ニコル『C・W・ニコルの旅行記』)

・わたしの改宗のことで文句が出はしまいかと心配だったが、何事もなかった。
(出典:ルソー/桑原武夫訳『告白(上)』)

・城主自身は改宗しなかったが、キリスト教に対して極めて同情的であった。
(出典:和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (後編)』)

・領主さえも熱心な信者となり、その一族もほとんど改宗したのだと聞いている。
(出典:遠藤周作『沈黙』)

・すすんで改宗した者は、いちおう財産を保障されて自由民となることができます。
(出典:田中芳樹『アルスラーン戦記1 「王都炎上」』)

類語

転向(てんこう)
意味:政治的、思想的立場を変えること。(出典:デジタル大辞泉)

転換(てんかん)
意味:別のものに変えること、特に、傾向・方針などを、違った方向に変えること。(出典:デジタル大辞泉)

宗旨替え(しゅうしがえ)
意味:信仰していた宗教・宗派を捨てて、別の宗教・宗派にかえること。(出典:デジタル大辞泉)

改組(かいそ)
意味:組織を改めること。(出典:デジタル大辞泉)

転身(てんしん)
意味:主義または職業・身分などを変えること。(出典:デジタル大辞泉)

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