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根気とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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根気

「根気強い性格」などのように使う「根気」という言葉。

「根気」は、音読みで「こんき」と読みます。

「根気」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「根気」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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根気の意味

「根気」には次の意味があります。

ものごとを飽きずに我慢づよく続ける気力。こん。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「根気」をわかりやすく言えば「一つの物事を途中で投げ出さずに粘り強くやり続ける気力」という意味です。
「根」の字には「がんばり」という意味があります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いつのぞいて見ても根気よく同じことを繰り返しているのである。
(出典:寺田寅彦『蒸発皿』)

・気の遠くなるような根気強い作業を何度続けたことだろうか。
(出典:椹野道流『鬼籍通覧1 暁天の星』)

・私も一作でいいから小説を書きたいのですが、根気がなくてだめです。
(出典:南木佳士『阿弥陀堂だより』)

・私の情熱が足りなかつたのかも知れず、根気不足のせゐかも知れぬ。
(出典:坂口安吾『文字と速力と文学』)

・彼には女を食わせて行くだけの自信も根気も出なかったのかも知れない。
(出典:城山三郎『逃亡者』)

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類語

根性(こんじょう)
意味:物事をあくまでやりとおす、たくましい精神。気力。(出典:デジタル大辞泉)

粘り(ねばり)
意味:がまん強くもちこたえる力。(出典:デジタル大辞泉)

不撓不屈(ふとうふくつ)
意味:どんな困難に出あっても心がくじけないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

精根(せいこん)
意味:精力と気力。物事を成し遂げようと集中した体力と精神力。(出典:デジタル大辞泉)

執念(しゅうねん)
意味:ある一つのことを深く思いつめる心。執着してそこから動かない心。(出典:デジタル大辞泉)

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