代替
「代替可能」などのように使う「代替」という言葉。
「代替」は、音読みで「だいたい」と読みます。
「代替」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「代替」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
代替の意味
「代替」には次の意味があります。
・それに見合う他のもので代えること。(出典:デジタル大辞泉)
「代替」は「だいがえ」と読むこともありますが、どちらも意味は同じです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この女は自分が他の女の代替であることを知っているのだろうか?
(出典:森村誠一『分水嶺』)
・でも、奥さん、代替の猫が手にはいるのは不幸中の幸いでしたよ。
(出典:ディック/朝倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』)
・しかし、それをとり出したあと、何を代替品としてそこに入れておくかが問題だった。
(出典:松本清張『迷走地図(下)』)
・その世界は、やはりほかのものに代替出来ないものとして、私の中に残った。
(出典:藤沢周平『隠し剣秋風抄』)
・代替エネルギーの開発も、その頃すでに思うにまかせない状況だった。
(出典:川又千秋『天界の狂戦士』)
類語
・互換(ごかん)
意味:取りかえのきくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・スイッチ
意味:考え・方法などを切り替えること。(出典:デジタル大辞泉)
・置換(ちかん)
意味:今までのものと別なものを置くこと。置き換えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・替玉(かえだま)
意味:本物のように見せかけて、そのかわりに用いるにせ物。(出典:デジタル大辞泉)
・更代(こうたい)
意味:改め代えること。また、入れ代わること。(出典:デジタル大辞泉)