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不健全とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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不健全

「不健全な状態」などのように使う「不健全」という言葉。

「不健全」は、音読みで「ふけんぜん」と読みます。

「不健全」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不健全」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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不健全の意味

「不健全」には次の意味があります。

心身がすこやかでないこと。物事の状態などがゆがんでいること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

漢字の通り「健全でないこと」を意味します。
体の健康や心の持ちかた、物事のあり方などが普通ではなく、病的にゆがんでいることを指します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・そんな不健全な恋愛なんかやめろって、あなたは言うんでしょう。
(出典:石川達三『充たされた生活』)

・先のことをくよくよするのは不健全というものです。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 マザリンの宝石』)

・空気の層は不健全で、下水道からきたものである。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

・本ばかり読んで、体を動かさずにいると、太郎は不健全さを感じた。
(出典:曾野綾子『太郎物語』)

・ぼくを追ってきているやつは健全な肉体に不健全極まりない精神が宿っているぞ!
(出典:沖田雅『先輩とぼく 1』)

・この不健全派に対して、健全派ともいうべきものが対立して考えられる。
(出典:平林初之輔『探偵小説壇の諸傾向』)

不健全千万な男性を受け容れてくれる女はいないのかもしれない。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)

・国家の仕事に携わるものに思想不健全な女房をもらわれては困るからだ。
(出典:近藤紘一『サイゴンから来た妻と娘』)

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