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下知とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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下知

「下知をくだす」などのように使う「下知」という言葉。

「下知」は、音読みで「げじ」と読みます。

「下知」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「下知」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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下知の意味

「下知」には次の意味があります。

上から下へ指図すること。命令。(出典:デジタル大辞泉)

「下知」をわかりやすく言うと「上のものが、下のものに命令すること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・当主は敵に掛かれと言っただけで、まだ何の下知もしていない。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 上巻』)

・一度下知を発したきり黙って腕を組み、ふやけたような笑みを湛えている。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 下巻』)

・それも加治木警部どのの御下知にあった、尽すべき手段の一つになりはせんか?
(出典:山田風太郎『警視庁草紙(下)』)

・単に夫なればとて訳けも分らぬ無法の事を下知せられて之に盲従するは妻たる者の道に非ず。
(出典:福沢諭吉『女大学評論』)

・劉高の下知を受けてきたにしろ、やつのために忠義立てするのはよせ。
(出典:施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(三)』)

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類語

沙汰(さた)
意味:決定したことなどを知らせること。(出典:デジタル大辞泉)

下命(かめい)
意味:命令をくだすこと。いいつけ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

指図(さしず)
意味:物事のやり方などを指示・命令して人を動かすこと。(出典:デジタル大辞泉)

君命(くんめい)
意味:主君の命令。(出典:精選版 日本国語大辞典)

差配(さはい)
意味:とりあつかうこと。世話をすること。また、指図すること。(出典:デジタル大辞泉)

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