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三枚目とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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三枚目

「あの俳優は三枚目だね」などのように使う「三枚目」という言葉。

「三枚目」は、音読みで「さんまいめ」と読みます。

「三枚目」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「三枚目」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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三枚目の意味

「三枚目」には次の意味があります。

歌舞伎用語。道化方の別称。転じて日常でも、滑稽な人物をさす一般語として使われる。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

「三枚目」をわかりやすく言うと「ジョークを言って笑わせたり、滑稽な役を演じてみたりする、ムードメーカー的な存在」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これでは三枚目としての、かるい演技に調子が出ないのもむりはない。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル18] 横溝正史 「白と黒」』)

・だが二枚目文化を諷刺するこの三枚目文化の中にも同じような独善があります。
(出典:遠藤周作『ぐうたら愛情学』)

・その三枚目的な要素も幼児性も、いまはまるで感じられなかった。
(出典:笹沢左保『雪に花散る奥州路』)

三枚目に生れ付いた、自分の柄を忘れて居るやうで、へエ、へツ、ヘツ。
(出典:野村胡堂『銭形平次捕物控』)

・老人になってからの彼は、いわゆる三枚目ではなかった。
(出典:色川武大『なつかしい芸人たち』)

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類語

愛くるしい (あいくるしい)
意味:愛嬌(あいきょう)があって、かわいらしいさま。(出典:デジタル大辞泉)

ユーモラス
意味:おかしみのあるさま。(出典:デジタル大辞泉)

間の抜けた (まのぬけた)
意味:拍子が抜ける。調子がはずれる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

剽軽者 (ひょうきんもの)
意味:ひょうきんな人。気軽でおどける人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

憎めない (にくめない)
意味:憎もうとしても憎むことができない。愛すべきところがある。(出典:デジタル大辞泉)

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