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三寒四温とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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三寒四温

「三寒四温が続く」などのように使う「三寒四温」という言葉。

「三寒四温」は、音読みで「さんかんしおん」と読みます。

「三寒四温」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「三寒四温」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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三寒四温の意味

「三寒四温」には次の意味があります。

寒い日が三日ぐらい続くと、そのあと四日間ぐらいは暖かい日が続くということ。冬季、シベリア高気圧が一週間ぐらいの周期で寒気を吹き出すために生ずる現象。(出典:大辞林 第三版)

「三寒四温」は冬の季語であり、天気予報などでよく使われています。
冬から早春にかけて寒暖を繰り返す気候を指すことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

三寒四温の冬が過ぎて気候が良くなったかと思うと、忽ち太陽が強く燃えてくる。
(出典:松本清張『絢爛たる流離』)

・秋になると、朝晩めっきり冷えこみはじめ、やがて三寒四温の大陸性の気候をもった冬が訪れてくる。
(出典:梶山季之『族譜・李朝残影』)

三寒四温と言うが、これでは一寒一温だ。
(出典:山口瞳『還暦老人ボケ日記』)

・この気温の不順不同は、所謂三寒四温どころのものでなく、ヒステリックである。
(出典:豊島与志雄『台湾の姿態』)

三寒四温といって、思いがけなく暖かい日もあった。
(出典:宮城道雄『私の若い頃』)

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類語

寒暑かんしょ
意味:寒さと暑さ。(出典:大辞林 第三版)

時候じこう
意味: 四季それぞれの気候・天候。 (出典:大辞林 第三版)

五風十雨ごふうじゅうう
意味:(五日ごとに一度風が吹き、一〇日ごとに一度雨が降る意) 天候が順当なこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

空合そらあい
意味:天候の様子。(出典:精選版 日本国語大辞典)

日和ひより
意味:天候。天気。(出典:大辞林 第三版)

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