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野放図とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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野放図

「野放図なふるまい」などのように使う「野放図」という言葉。

「野放図」は、音読みで「のほうず」と読みます。

「野放図」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「野放図」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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野放図の意味

「野放図」には次の二つの意味があります。

1 人を人とも思わないずうずうしい態度。横柄なこと。また、そのさま。傍若無人。
2 際限のないこと。しまりがないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

野放図の意味①「人を人とも思わないずうずうしい態度。横柄なこと。また、そのさま。傍若無人。」

「野放図」の一つ目の意味は「人を人とも思わないずうずうしい態度。横柄なこと。また、そのさま。傍若無人。」です。

人に気を遣わずに自分勝手にふるまうことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・重吉の野放図な性格は、変な風に形をかえて、倅の久七に遺伝していた。
(出典:坂口安吾『復員殺人事件』)

・吉右衛門のほうは、主人に対して日に日に野放図になっているようであった。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 28 佐助の牡丹』)

・互いに正体を隠し合っているからこそ、野放図でいられた。
(出典:冲方丁『光圀伝』)

・もともと久之丞がそのように野放図な子に育てたのである。
(出典:三好京三『琥珀の技 三船十段物語』)

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類語

鈍感どんかん
意味:感じ方がにぶいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

横柄おうへい
意味:いばって、人を無視した態度をとること。無礼、無遠慮なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

傍若無人ぼうじゃくぶじん
意味:人のことなどまるで気にかけず、自分勝手に振る舞うこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

粗野そや
意味:動が下品であらあらしくて、洗練されていないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

野放図の意味②「際限のないこと。しまりがないこと。また、そのさま。」

「野放図」の二つ目の意味は「際限のないこと。しまりがないこと。また、そのさま。」です。

一般的な限度を守らないことです。
人だけではなく植物などにも使います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ぼくはこれほどあすのことを考えない野放図な人間たちを見たことがない。
(出典:スティーヴンスン/田中西二郎訳『宝島』)

・あまりにも野放図にしていた自分の姿の残像は、非常にぼくを苦しめた。
(出典:尾崎豊『堕天使達のレクイエム』)

・この隠れ家に安心し切っているのか、鍵もかけていない野放図さであった。
(出典:山田風太郎『明治十手架(上) 山田風太郎明治小説全集13』)

・その証拠には五万が十万になり、十万が百万に野放図な請求をして来ている。
(出典:平岩弓枝『女の四季』)

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類語

無限むげん
意味:限りのないこと。数量や程度に制限や限界のないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

底無しそこなし
意味:きりがないこと。(出典:デジタル大辞泉)

だらしない
意味:節度がない。しまりがない。(出典:デジタル大辞泉)

自堕落じだらく
意味:人の行いや態度などにしまりがなく、だらしないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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