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ヒステリーとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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ヒステリー

「ヒステリー状態」などのように使う「ヒステリー」という言葉。

ドイツ語では「Hysterie」と表記します。

「ヒステリー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ヒステリー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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ヒステリーの意味

「ヒステリー」には次の意味があります。

感情を統御できず、激しい興奮・怒り・悲しみなどをむき出しにした状態。ヒス。(出典:デジタル大辞泉)

「ヒステリー」は、もともと「さまざまな感情的葛藤が原因となって起こる神経症」を意味する言葉ですが、一般的には「感情を統制できない状態」というような意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・彼女はまたヒステリーを爆発させた。
(出典:細井和喜蔵『モルモット』)

・君のヒステリーの原因が、この僕にあることを、僕は万々承知している。
(出典:横溝正史『山名耕作の不思議な生活』)

・男は女や妻のヒステリーにつきあってばかりはいられない。
(出典:山口瞳『人殺し(下)』)

・女友達としてはヒステリー・タイプの方が好きである。
(出典:山口瞳『江分利満氏の華麗な生活』)

・母がヒステリー状態にでもなっていて子供心に怖かったのだろうか。
(出典:高橋克彦『緋い記憶』)

・ある医者はヒステリー症状だと言い、ある医者は心臓神経症だと言った。
(出典:山口瞳『人殺し(上)』)

・あいつは恐ろしく変わり者のヒステリー女だから、何をやるか知れたものじゃない。
(出典:江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編1 本格推理I』)

ヒステリー気味で取り乱してはいましたが、まあ、無理もありますまい。
(出典:クリスティ/中村妙子訳『牧師館殺人事件』)

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