トワイライト
「トワイライト」ときくと「トワイライトエクスプレス」やゲーム、アニメを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
「トワイライト」は英語の「twilight」からきています。
会話の中ではあまり使わない言葉ですよね。
この記事では「トワイライト」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
トワイライトの意味
トワイライトには次の意味があります。
・うすあかり。たそがれ。(出典:大辞林)
英語の「twilight」と同じ意味で使われます。
具体的な使い方や例文は下記の通りです。
使い方・例文
・ほんの少しトワイライトな気分になって、竜児はゆっくりと右手を見た。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第01巻』)
・丁度五月頃の夕方のトワイライトは、ものの上にある光の反射をなくするので様々の色が却って細かく見えるように、私の今の程度の弱さが、自分の心やひとの心のニュアンスをしみじみと眺め、それを映すのでしょう。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)
・気早な冬の陽ではあったし、それに空模様はいよいよ怪しくなって来ていたので、もう四辺の色合はすっかり物悲しげに夕づいて見えた。そのトワイライトの中を風に吹かれて、オレンジ色の大胆らしく大股に遠ざかって行くのを見守っている中に、井深君はどう云うものか、ふと後をつけてみたい誘惑に囚えられたのである。
(出典:渡辺温『嘘』)
・海でトワイライトな景色をたのしむ。
・失恋して気持ちがトワイライトになる。