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サイクルとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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サイクル

「一定のサイクルを繰り返す」などのように使う「サイクル」という言葉。

英語では、「cycle」と表記します。

「サイクル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「サイクル」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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サイクルの意味

「サイクル」には次の三つの意味があります。

1 循環過程。周期。また、その度数。
2 振動数(周波数)の単位。1サイクルは1秒間に1振動数をいい、1ヘルツ。記号c/s, c
3 自転車。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

サイクルの意味①「周期」

「サイクル」の一つ目の意味は「周期」です。

一定の周期で繰り返すことを指します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・身体のサイクルがまだ東京にいるときのサイクルで動いているんだよ。
(出典:吉村達也 『ワンナイトミステリー4 倫敦の霧笛 殺人事件』)

・ほかの人々のように緩やかな当直サイクルになったら、どんなだろうか。
(出典:ヴィンジ 『最果ての銀河船団 上』)

・景気回復に向かう強いフィードバック・サイクルが機能しはじめたのだ。
(出典:山本弘 『神は沈黙せず』)

サイクルの意味②「振動数の単位」

「サイクル」の二つ目の意味は「振動数の単位」です。

今は「ヘルツ」とういう単位に置き換えられています。以前は「サイクル」もしくは「サイクル毎秒」とされていました。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・二十から二万サイクルをほぼフラットに再生すると公表されているスピーカー・システムだ。
(出典:五味康祐 『西方の音』)

・クロック周波数とは、CPUのクロックが一秒間に何サイクルであるかを示したものである。

・命令実行サイクルはメモリアクセスにかかる時間の20倍の速さであった。

サイクルの意味③「自転車」

「サイクル」の三つ目の意味は「自転車」です。

サイクルショップや、転じてサイクリングのように使うこともあります。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・皇居前の松林からずっと、一台のサイクルが二人を追ってきているのだ。
(出典:荒俣宏 『帝都物語5』)

・さてそこで、彼は自分の乗っているサイクルの検分にとりかかった。
(出典:ラリイ・ニーヴン 『リングワールド・シリーズ(全4巻) 1 リングワールド』)

・最初は田中くんの家との途中にある『蟹前サイクル』というバイク屋に寄った。
(出典:樋口有介 『八月の舟』)

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