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天寿とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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天寿

「天寿を全うする」などのように使う「天寿」という言葉。

「天寿」は、音読みで「てんじゅ」と読みます。

「天寿」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「天寿」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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天寿の意味

「天寿」には次の意味があります。

天から授けられた寿命。その人にあらかじめ定めて与えられた命の長さ。天年。定命(じょうみょう)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「天寿」とはつまり、「天から授かった寿命、自然のままの寿命」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・「人生僅か五十年」時代の人間としては天寿を全うしたと言えるだろう。
(出典:藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』)

・自由に生きた祖父が天寿を全うしたという実例を知っているからだ。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 9 来訪者編 <上>』)

・ただおからだのみは御自身のものだから、天寿に仕えて素直にお持ちあるように。
(出典:吉川英治『新書太閤記』)

・即、自分の家の職業を申し、天寿を祝福して、百官を代表するのである。
(出典:折口信夫『大嘗祭の本義』)

・朝日に与えられた天寿はそんなに余裕のあるものではなかった。
(出典:姉小路祐『殺意の法廷』)

類語

寿命(じゅみょう)
意味:生命の存続する期間。特に、あらかじめ決められたものとして考えられる命の長さ。命数。(出典:デジタル大辞泉)

命脈(めいみゃく)
意味:いのち。いのちのつながり。(出典:精選版 日本国語大辞典)

余命(よめい)
意味:残りの命。これから先残っている命。(出典:デジタル大辞泉)

命数(めいすう)
意味:生命の長さ。命のかぎり。天命。寿命。(出典:精選版 日本国語大辞典)

定命(じょうみょう)
意味:前世の因縁によって定まる人の寿命。(出典:デジタル大辞泉)

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