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栄養とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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栄養

「充分な栄養」などのように使う「栄養」という言葉。

「栄養」は、音読みで「えいよう」と読みます。

「栄養」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「栄養」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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栄養の意味

「栄養」には次の二つの意味があります。

1 生物体が体外から物質を取り入れ、成長や活動に役立たせること。無機物のみを取り入れる独立栄養と、有機物も取り入れる従属栄養に分けられる。
2 栄養となる個々の物質。栄養素。また、それを含む食物。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

栄養の意味①「生物体が体外から物質を取り入れ、成長や活動に役立たせること」

「栄養」の一つ目の意味は「生物体が体外から物質を取り入れ、成長や活動に役立たせること」です。

生物体の営みの現象を指します。物質としての栄養素は意味②をご覧ください。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・たった一瞬、たった一つの出来事がそれまでのすべてを栄養にして別の人間に拵えるんだ。
(出典:高橋克彦 『パンドラ・ケース よみがえる殺人』)

・身体の栄養をよくすれば弱視はなおることがあるのも、俺は知っていた。
(出典:豊島与志雄 『反抗』)

・健康であったればこそどんな物でも栄養にできるってもんだろ?
(出典:森永あい原作 塚本裕美子著 『山田太郎ものがたり たのしいびんぼう』)

・たぶん湖底の泥が栄養になるような有機物を、なにか含んでいるのだろう。
(出典:ヘディン /岩村忍 『さまよえる湖』)

・顔の色の悪さの解決の重点は、栄養にあるのか、化粧法にあるのか。
(出典:星新一 『おかしな先祖』)

栄養の意味②「栄養となる個々の物質」

「栄養」の二つ目の意味は「栄養となる個々の物質」です。

物質的な栄養素を指します。生き物の営みとしての栄養にする現象そのものは、意味①をご覧ください。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・これらすべては私たちの成長のために欠くことの出来ない栄養である。
(出典:宮本百合子 『新世界の富』)

・美味くて栄養のある物を食べ、ゆっくりと躰を休めなくてはいけないよ。
(出典:森瑤子 『望郷』)

・食べてみた果物はどれも食用になるとわかったし、栄養もあるようだった。
(出典:ジョン・ヴァーリイ 『ティーターン』)

・この食物は特に栄養があって肉の中にあるすべてのたんぱく質を含んでいます。
(出典:種村季弘 『食物漫遊記』)

・とても小さいが、栄養豊富で味も良いことを老人は知っていた。
(出典:ヘミングウェイ・アーネスト・ミラー 『老人と海』)

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