オーガニック
「オーガニック自然食品」などのように使う「オーガニック」という言葉。
英単語では「Organic」と書き、英語としては色々な意味を持ちます。
「オーガニック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オーガニック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オーガニックの意味
「オーガニック」には次の意味があります。
・有機栽培、有機農業。また、その農産物。広く、畜産品を含めた生産物をいう場合がある。(出典:大辞林 第三版)
一般的には「有機」という意味で用いられることが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あなた、オーガニックを理解するにはちょっと教育水準が低いのかもしれない。
(出典:奥田英朗『邪魔』)
・オーガニック的の意味がまず分からないのだけど。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第06巻』)
・オーガニックっていうのは、生活に『安全』を求めようってするスタイルなのよ。
(出典:奥田英朗『邪魔』)
・場長が何か言おうとすると三人は、オーガニック飼料を与えていないのではないか肥育環境がのびのびしていないのではないかモーツァルトを聴かせていないのではないかと畳み込み、一斉に立ちあがるやプレハブを出て豚舎へと向かい、カメラやマイクが先生先生と叫びながら直ちに追いかけた。
(出典:雀野日名子『トンコ』)
・最近では、オーガニック化粧品の中で酸化チタン、酸化亜鉛などを使わず、ハーブや草花の能力のみで紫外線を防ぐ化粧品の研究が進んでいる。
類語
・天然(てんねん)
意味:人為が加わっていないこと。自然のままであること。(出典:デジタル大辞泉)
・無農薬(むのうやく)
意味:農薬を使用せず、農作物を栽培・収穫すること。(出典:大辞林 第三版)
・無添加(むてんか)
意味:着色料や防腐剤などを加えていないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・野生(やせい)
意味:動植物が自然に山野で生育すること。(出典:デジタル大辞泉)
・有機栽培(ゆうきさいばい)
意味:化学肥料や農薬を控え、有機肥料などを使って農作物や土の能力を生かす栽培法。(出典:デジタル大辞泉)