予測
「あらかじめ予測しておく」などのように使う「予測」という言葉。
「予測」は、音読みで「よそく」と読みます。
「予測」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「予測」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
予測の意味
「予測」には次の意味があります。
・前もって推し量ること。あらかじめ推測すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「予測」とは、事が起こる前にこれから起こりうることを察することを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・だからこれから先、一体何が新しい発見になるかは誰にも予測がつかん。
（出典：千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』）
・それらはどれも俺にとっては予測が難しく、驚くべき出来事だったのだ。
（出典：五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 5』）
・ただし、相手がこちらの行動を予測して手を打っていれば話は別だけれど。
（出典：児玉ヒロキ『イット』）
・なにか筋の通った予測がたてられるまでは、くつろぐ気になれなかった。
（出典：E・E・スミス／小西宏訳『(レンズマン・シリーズ3) 第二段階レンズマン』）
・それはみな自分にとって最悪の事態を予測させることばかりであった。
（出典：セルバンテス／荻内勝之訳『ペルシーレス(下)』）
類語
・予想（よそう）
意味：あらかじめ想像すること。前もって見当をつけること。また、その想像や見当。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・予期（よき）
意味：前もって期待すること。（出典：デジタル大辞泉）
・予知（よち）
意味：何が起こるかと前もって知ること。（出典：デジタル大辞泉）
・見込み（みこみ）
意味：先行きの予想。あて。（出典：デジタル大辞泉）
・目星（めぼし）
意味：目あて。目印。見当。また、こうだろうという見込み。（出典：精選版 日本国語大辞典）
