フリーマーケット
「日曜日はフリーマーケットが開催されたくさんの人で賑わう」などのように使う「フリーマーケット」という言葉。
英語では「flea market」と表記します。
「フリーマーケット」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「フリーマーケット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
フリーマーケットの意味
「フリーマーケット」には次の意味があります。
・不用品などを持ち寄って取引する市場。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「フリーマーケット」とは、衣類や雑貨、食器、古本などの不用品や中古品を安価で売買する市場のことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・早めに処分しなければと友達に相談したところ、今度そいつは日本青年館脇の公園でフリーマーケットに参加するという。
（出典：リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』）
・時々フリーマーケットやギルドイベントに利用されているらしいそのスペースは、しかし今日は閑散としていた。
（出典：九里史生『SAO-Web-2』）
・そのウサギのぬいぐるみは、彼女がまだ幼稚園のときに、祖母が近所で開催されたフリーマーケットで買ってくれたものだ。
（出典：森博嗣『G 4 εに誓って (講談社ノベルス)txt形式』）
・お洒落なブティックの間にフリーマーケットが平然と展開していたり、客が列を作る流行のレストランの隣に普通の民家がある。
（出典：池上永一『レキオス』）
・フリーマーケット当日の朝、俺は目覚まし時計の雄叫びに従ってベッドを抜け出した。
（出典：谷川流『涼宮ハルヒシリーズ 9 涼宮ハルヒの分裂』）
類語
・蚤の市（のみのいち）
意味：パリの北隅、クリニャンクール門から北へサントゥアン門までの路上に、毎週土・日・月曜日に立つ古物の露店市。転じて、一般に古物市をいう。（出典：デジタル大辞泉）
・バザー
意味：慈善事業などの資金を得るため、有志が持ち寄った品物を、販売する市(いち)。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・ガレージセール
意味：不要になった家具などをガレージや庭先で売ること。一九七〇年代のアメリカで、リサイクル運動の一つとして盛んになった。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・競り市（せりいち）
意味：競り売りで品物を売買する場。（出典：デジタル大辞泉）
・マーケット
意味：食料品や日用品などを商う店が集まっている場所や建物。（出典：デジタル大辞泉）
