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霜降りとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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霜降り

「霜降り肉」などのように使う「霜降り」という言葉。

「霜降り」は、訓読みで「しもふり」と読みます。

「霜降り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「霜降り」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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霜降りの意味

「霜降り」には次の意味があります。

組織の間に大理石模様状に細かく脂肪の入り込んだ肉のこと。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

一般的には肉の状態を表すときに用いられますが、模様を表すときにも用いられることもあります。物に対して使われる言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・高級霜降り和牛二キログラムを、深夜営業のスーパーから黙って持ってきてしまったのだ。
(出典:滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』)

・でもね、脂肪が霜降りになって筋肉に入り込んできてるよ。
(出典:ヒキタクニオ『消し屋A』)

・肉は奮発して和牛の霜降りを七百グラムも買った。夫の快気祝いはすき焼きにした。
(出典:奥田英朗『邪魔』)

・とはいえその辺を突っ込んでももはや霜降り越後和牛に経文だろう。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 16』)

・白い覆いのついた学帽をかぶり、霜降りの服を着た中野は実に颯爽として見えた。
(出典:三好京三『琥珀の技 三船十段物語』)

・彼、霜降りのTシャツ着てたんですよ。
(出典:内田春菊『キオミ』)

・その紳士というのは五十前後の年輩で、霜降りのスコッチの服に、意気なネクタイをしめている。
(出典:横溝正史『蝶々殺人事件』)

霜降りという名のとおり、まさに赤っぽい火山灰の土の上に白みつをたらしたような山々が見える。
(出典:高殿円『銃姫 3 Two and is One』)

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