運気
「運気が上昇する」などのように使う「運気」という言葉。
「運気」は、音読みで「うんき」と読みます。
「運気」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「運気」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
運気の意味
「運気」には次の意味があります。
・自然界の現象に現われるという人間の運勢。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすくいうと、人にあらわれる幸・不幸の現象のことを表します。主に幸・不幸の傾向を表すときに用いられます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・いまの僕の運気からすると、厄介な展開になる可能性が充分にあった。
(出典:金城一紀『GO』)
・むしろそのほうが本人はのびのびできますし、運気も伸びやすくなります。
(出典:高尾学館『天中殺占い』)
・ただし夫婦の場合は、子どもの数が多ければ多いほど運気が安定していきます。
(出典:高尾学館『天中殺占い』)
・権中納言殿には、その運気を呼び寄せる力をお持ちのように拙者には思える。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実』)
・このゲームはたしかに運気を見ていくんだ。
(出典:阿佐田哲也『ばいにんぶるーす』)
・これと言ふのも奥さんの運気が強い証拠どすえ。
(出典:三好十郎『浮標』)
・やはり第四次聖杯戦争の運気は、間違いなく時臣に味方している。
(出典:虚淵玄『Fate/Zero Vol.2 「王たちの狂宴」』)
・永の年月にわたり、自分の運気の波動は最底辺を這はいずり回っていた。
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)