シャッフル
「メンバーをシャッフルする」などのように使う「シャッフル」という言葉。
英語では「shuffle」と表記します。
「シャッフル」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「シャッフル」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
シャッフルの意味
「シャッフル」には次の意味があります。
・トランプなどのカードを切ること。順番をばらばらにして混ぜること。（出典：デジタル大辞泉）
「シャッフル（shuffle）」は「混ぜる」などの意味を持つ英単語です。
「シャッフル」は、トランプ以外の物にも幅広く使います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・よくシャッフルした上で、これだろう、と私は一枚のカードを差出した。
（出典：江國滋『アメリカ阿呆旅行わん・つう・すりー』）
・カードを集めてシャッフルに入る用意さえしなかった。
（出典：冲方丁『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust 排気』）
・セットされたカードは、フォールスシャッフルがよく併用される。
（出典：泡坂妻夫『11枚のトランプ』）
・グラスを木箱の上に置くと、こちらに背を向け二つのワインをシャッフルした。
（出典：楡周平『フェイク』）
・ありとあらゆる可能性が絶え間なくシャッフルされ続けているわけだ。
（出典：山本弘『審判の日』）
・ひとつは頭骨であり、もうひとつはシャッフル済みのデータである。
（出典：村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』）
・人間だったら父親と母親の遺伝子が子どもを作るときにシャッフルされて新しいものができるけど、竹はそういうことをしないのです。
（出典：森見登美彦『美女と竹林』）
・逆シャッフルするためには逆シャッフル用の音声パターンを聴くのだ。
（出典：村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』）
