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不得手とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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不得手

「不得手を自覚する」などのように使う「不得手」という言葉。

「不得手」は、音読みで「ふえて」と読みます。

「不得手」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不得手」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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不得手の意味

「不得手」には次の意味があります。

・得意でないこと。また、そのさま。不得意。(出典:デジタル大辞泉)

「得手」は「得意なこと」を意味する二字熟語です。
「不得手」は、「得意ではないこと」という意味から派生して「好きではないこと」という意味でも使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・自分が不得手だったせいか、女の子が自転車に乗ることをひどく嫌った。
(出典:向田邦子『父の詫び状』)

・中彦のほうは、会話は不得手だったが、解釈だけなら多少の自信がある。
(出典:阿刀田高『ぬり絵の旅』)

・出来合いの言葉で話しを進めて行くことはどうも不得手である。
(出典:戸坂潤『私の見た大学』)

・とくに数学や計算実務が不得手なので、事務系は向いていない気がした。
(出典:佐野良二『闇の力』)

・たしかに、人のことを口で説明したりすることには、かれは不得手だった。
(出典:クリスティ/能島武文『ハーゼルムアの殺人』)

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類語

・下手(へた)
意味:物事に巧みでないこと。拙劣であること。劣ること。手ぎわの悪いこと。また、そのさまや人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・不器用(ぶきよう)
意味:物事の処理のへたなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・拙い(つたない)
意味:事を行うのに巧みでない。へたである。(出典:デジタル大辞泉)

・欠点(けってん)
意味:不十分なところ。足りないところ。短所。あら。(出典:デジタル大辞泉)

・苦手(にがて)
意味:得意でないこと。また、そのさま。不得手。(出典:デジタル大辞泉)

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