マテリアル
「マテリアル工学」などのように使う「マテリアル」という言葉。
英語では「material」と表記します。
「マテリアル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マテリアル」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
マテリアルの意味
「マテリアル」には次の意味があります。
・物質。材料。原料。(出典:デジタル大辞泉)
物を作るための「材料」や「原料」、または「物質」などを意味します。
また、「素材」や「生地」などの意味で使うこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・水とか空気とか、そういったマテリアルにさえ、わずかに干渉されているような、そんな気がします。
(出典:ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 第11巻〈追憶の二重奏〉』)
・夜と雨で混合されたマテリアルで固められたシールドは、分厚い断熱材のように作用して、一つの孤独が冷めないように優しく包んでいる。
(出典:森博嗣『少し変わった子あります』)
・その色が、マテリアルの重みを加えて、古び、かっちりと建っているから何か日本人の胸に迫る美、懐しさがあるのが面白い。
(出典:宮本百合子『日記』)
・インターネット上に無限の探究のためのマテリアルがある。
(出典:茂木健一郎『思考の補助線』)
・布の光沢のあるマテリアルが、シナに突然飛行機の座席を思い出させた。
(出典:森瑤子『情事・誘惑』)
・それぞれにデザインもマテリアルも異なるソファとテーブルがセットされている。
(出典:加藤実秋『インディゴの夜 全4話』)
・ありゃあいいカネだ、最新のコンポジット・マテリアルでしょう。
(出典:九里史生『SAO-Web-0406-第八章1』)
・言い換えればマテリアル単位量あたりの耐久度損耗力の増加を目指しつづけてきた。
(出典:九里史生『SAO-Web-0406-第八章1』)