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告解とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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告解

「告解を始める」などのように使う「告解」という言葉。

「告解」は、音読みで「こっかい」と読みます。

「告解」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「告解」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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告解の意味

「告解」には次の意味があります。

ローマ‐カトリック教会で、信徒が、神と司祭の前で、犯した罪を告白すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

告解は、キリスト教における宗教儀式です。
仏教でいう懺悔(ざんげ)がこれにあたります。
この告解はカトリックや東方正教会で行われていますが、プロテスタントでは行われていません。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そのような人はその時が告解をするちょうど適当な時だと思っているのです。
(出典:チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』)

・しかも、これほど美しい告解室で膝まづくことなんて他にはないでしょう。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)

・この告解と贖罪は民衆の生活にとってカトリシズムの核をなしていた。
(出典:竹下節子『パリのマリア』)

・使いの者が入口にきて、礼拝堂で告解の聴聞が始まっていると告げた。
(出典:ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』)

・たちまち、あちこちの告解所の中から火のような息ぶきが吹きだしてきた。
(出典:ユゴー/榊原晃三訳『九十三年』)

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類語

献言(けんげん)
意味:主君、上司などに対して意見を申し上げること。また、その意見。(出典:精選版 日本国語大辞典)

吐露(とろ)
意味:心に思っていることを、包み隠さないで全部述べ表わすこと。心の中を打ち明けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

披瀝(ひれき)
意味:心の中を包みかくさずうちあけること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

独白(どくはく)
意味:ひとりごとを言うこと。また、そのひとりごと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

肝胆を開く(かんたんをひらく)
意味:本心を打ち明けることのたとえ。まごころをこめて接することのたとえ。(出典:故事成語を知る辞典)

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